精油・ワシントン条約・アロマの世界
当サロンで使用してるエッセンシャルオイル(精油)は、イギリス国産のオーガニック製品。有名な『フレグラントアースインターナショナル社』のもの。香りの良さが最高で、気に入って長年使っています。福岡ではあまりポピュラーではないかもしれませんね。
創始者のヤン・クズミレク氏は、アロマ業界の第一人者といわれる人物です。
天然材料を用いた有名ブランドの化粧品・香水をいくつも手掛けています。彼は、調香師で薬学療法士でもあり、アロマの製品作りの土台である、農地作りにこだわりを費やしています。有機農法で栽培された植物は、収穫後、農場近くの蒸留所ですぐに蒸留作業に取り掛かります。植物の持つ自然のパワーが新鮮なうちに製品化されています。当然香りも♡
『野生種の持つパワーに勝るものはない』というヤン氏の経験から、野生種への取り組み、収穫&製造と、品質の高い精油を追及したブランドです。
興味のある方は、インターネットで調べて見てくださいね。
で!今日のタイトル『ワシントン条約』ですが。。。アロマと何の関係が?
と思った人もいるでしょう。
精油は植物を材料にしています。葉・茎・花・幹・果実・樹脂など実に様々。植物によって精油になるまでの工程も異なりますし、抽出できる量も違います。植物の中には『絶滅危惧種』の指定を受け、伐採や製造の制限を受けている植物があります。
販売価格も、材料費+製造費+輸入費+人件費+利益など加わってメーカーごとに異なりますよね。材料が貴重であったり、多量であったり、製品が良ければそれだけ高価になります。
数年前から『ローズウッド』という精油が手に入りにくくなっていましたが、今は以前購入時の5倍近く高騰しています!
ローズウッドは南米に自生していますが、特にブラジルでは『絶滅危惧種』となっていて、植林されたものからしか精油を取ることができません。当店で取り扱うメーカーのローズウッドは、現在アフリカ産のローズウッドを原料にしているようですが、それでも仕入価格も以前の約5倍!(´;ω;`)今回購入には至りませんでした。。
精油は僅か数滴で香りから嗅覚、大脳辺縁系、皮膚、神経、筋肉、心理と様々に変化をもたらしてくれます。たった1滴の精油のために数百、数千に及ぶ植物が必要になっていることを改めて感慨深く感じました。更に、精油を手元に仕入れるまでに、栽培、製造とたくさんの人の労働&土地の栄養、自然環境でたくましく育って来てくれたことにも、感謝の心になりました。
お客様の状態を踏まえ、ブレンドする精油はいつも私のインスピレーションです。
精油を丸ごと果実や花に置き換えて専門店で購入すれば、相当な数や価格になるほどの量になります。きっと量が多すぎて食べれないでしょう。精油は、それだけの植物が凝縮されて、贅沢にも皮膚に最高のごちそうが届けられるのです!アロマトリートメントの贅沢さはこれだけでも素晴らしい!
そこに、不快にならない音楽や環境温度などが整った場所で、全身を解すお手入れを受ける。イメージしただけでも、本当に贅沢です。
アロマテラピー(芳香療法)ならず、化粧品を使ったエステティックトリートメントも同じことが言えますよね♡
Apprici(アプリシー)は、毎日エネルギッシュに活躍する女性の美と健康を、全力でサポートしています!
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